← 記事一覧

リユース市場規模の推移と二次流通ECの現状【2026年最新データ】

著者:代表取締役 市川 悠人 | 公開:2026年7月15日

中古品・リユースを扱う事業者にとって、「市場がどこへ伸びているか」は販路戦略の前提です。本記事では、リユース市場の規模と推移、二次流通ECの現状、ジュエリー・貴金属分野の動向を、最新データで整理します。

この記事のポイント

リユース市場は2024年に約3.26兆円へ拡大(前年比+4.5%)。中でもBtoCリユースEC海外需要の伸びが大きく、二次流通の「売り先」は国内店頭から越境・オンラインへ広がっています。

リユース市場の規模と推移

まず全体像です。市場は縮小どころか、着実に拡大を続けています。

主要市場の規模(2024年・兆円)
リユース市場 全体約3.26兆円
国内ジュエリー市場約1.10兆円
リユースEC(BtoC)約0.63兆円
3.26兆円
リユース市場 全体
(2024年)
+4.5%
前年比 成長率
19.3%
リユースに占める
BtoC EC比率

リユース市場全体は約3兆2,628億円(2024年・前年比+4.5%)と、右肩上がりです。物価上昇や「モノを大切に使う」意識の定着を背景に、消費者の買う側・売る側の裾野が広がっています。

二次流通ECの現状|「店頭からオンラインへ」

注目すべきは、リユースの中でもBtoCのリユースECが伸びている点です。2024年のBtoCリユースEC市場は約6,293億円で、リユース市場全体の約19.3%を占めます。

読み解き

二次流通の販路は、店頭買取・店頭販売だけでなく、オンラインで「より高く売れる相手」に届ける方向へ移っています。事業者にとっては、在庫を国内店頭以外の販路にも載せる余地が広がっているということです。

ジュエリー・貴金属分野の動向

市場規模
国内ジュエリー市場は2024年に約1.10兆円(予測)。安定した需要基盤がある
相場の追い風
金・貴金属相場は2026年も高値圏。素材価値そのものが底上げされている
海外需要
米国向けライブコマースでの中古ブランド取引は前年同期比2.6倍という報告も

ジュエリー・貴金属は、素材(金・プラチナ・ダイヤ)に普遍的な価値があり、国境を越えて需要があるのが特徴です。国内で値がつきにくい在庫でも、海外の実需に届けば高く売れるケースが出てきています。

事業者にとっての示唆

市場データが示すのは、次の3点です。

つまり、在庫を**「国内店頭で処分する」以外の販路**を持つことが、利益率を左右する時代になっています。

まとめ

まとめ

リユース市場は2024年に約3.26兆円へ拡大し、BtoC ECと海外需要が牽引しています。ジュエリー・貴金属は素材価値と海外需要を背景に、越境販売の余地が特に大きい分野です。市場の流れに合わせ、販路をオンライン・海外へ広げることが次の一手になります。

より詳しい市場データはリユース・ジュエリー市場データ集2026、販路の具体的な選び方は中古ジュエリー・貴金属の販路拡大 完全ガイドで解説しています。

JJLC(Japan Jewelry Live Center)は、中古ジュエリー・貴金属の海外ライブコマース販売代行サービスです。拡大するリユース市場と海外需要を、事業者の在庫の「出口」につなげます。市場に合わせた販路づくりは、お気軽にご相談ください。

出典

リユース経済新聞 / W2 Commerce / ecbeing / ebisumart / 田中貴金属 産業用貴金属相場 / JP.Company(各社公表値・2024〜2026年)。数値は概算・予測を含みます。